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管理人の「徒然なるままに日暮し」な状態報告と創作公開場所とします。
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先週末に、道東の網走へ1泊2日の小旅行をしてきました。
道中の道の駅は全て(少なくとも5つに)立ち寄ってきたという、無計画さで
しかも、最初の購入物は ホタテのミミの燻製・・・渋;(というか呑む気満々

今回は私の我儘で、オホーツク文化に関係のありそうな遺跡や博物館を訪ねてきました。

オホーツク文化については、私も今年初めて知り、今現在勉強中なのですが、
北海道は本州と異なる文化で時が進んでいたようです。

本州が弥生文化を迎える頃、北海道では「続縄文文化」として縄目文様の土器を使い、
狩猟・採集、竪穴式住居で生活する文化が続きます。
その後、奈良時代頃に縄目文様から、刷毛などでこすったような文様の土器を使う「擦文文化」へと移行しますが、生活様式は然程変わらなかったようです。
そしてこの続縄文文化⇒擦文文化とともに、オホーツク文化が並行してあったようです。

オホーツク文化については研究されているようですが、多数を占める擦文文化に吸収された文化だそうです。

常呂貝塚遺跡を見てきましたが、遺体を仰向けの屈葬(仰臥屈葬)にし、頭に甕をのせていたことにとても驚きました。(なぜ甕を!?)
とても手先の器用な人達だったらしく、装飾品が美しかったです。
住居も工夫された竪穴式住居で、広く、多角形で造られていたようです。住居の最奥には熊の骨を祭っていたそうです。アイヌの文化にも通じるものを感じました。

北海道に住み、教育を受けてきても、北海道の古代史についてはあまり学んできていません。
たまたま郷土の博物館へ行き、知りえたことで、興味の対象となり、今回資料館や博物館めぐりができたのですが、「もうちょっと教育の場に取り入れてくれていてもよかったのでは?」と思うほど、自分が育ってきた北海道の歴史に無知であることがわかりました。

アイヌの人たちの自然に畏敬の念を持って自然と共に生きていた姿に魅かれていましたが、アイヌは初めからアイヌだった訳ではないんだと、遅まきながら気づいたところです。


もっと知りたい!北海道の文化!!
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